みんなで楽しむセーリングチャレンジ in 別府

 2021年10月10日(日) 別府市北浜ヨットハーバーにて『みんなで楽しむセーリングチャレンジ in 別府』がNPO法人 大分マリンスクウエアの主催にて開催され、今回初めて障がい者対象での体験会が行われました。

 体験会は、午前と午後に分かれ子どもから大人とその家族など含めて20名ほどが参加して楽しみました当日は秋晴れの下風も程よく絶好のセーリング日和となりましたが、若干船酔いされた方も見られた様です。

 使用したヨットは、初心者にも安全なハンザ級という2人艇を使用し、スタッフが同船して操作のサポートもしていただきました。

 なかなか体験する機会のないマリンスポーツに今回チャレンジでき貴重な体験を味わう事が出来た様です。参加者からは「また機会を作ってもらいたい」、「とても楽しかった」などの声が多く聞かれたので、今後も継続して開催して頂ければと思います。

主催者として
 今回の体験会は、新たな障がい者スポーツの種目としてセーリング競技を考えていただける良い機会になったと考えます。始めるハードルが高いというイメージを持たれやすい競技ですが、実際に体験すると気軽に障がいの有無に関わらず楽しめることを実感して頂けたと思います。今後もヨット関係者として障がい者スポーツの指導員として両者を繋ぐ掛橋となれるよう尽力していきます。参加された皆様ありがとうございました。

初級指導員 高橋 なつみ

参加者として
 今回は、車いすの塩地さんとその介助者として中級指導員の三浦さん、知人の家族と合計7名で午後から参加させていただきました。コロナ渦で指導員としての活動が減ってるプラス自身の障がいのある人たちとの活動も減ってる中での貴重な体験会参加でした。
 この体験会に参加するため少しでも知識を身に着けようと思い8月に田ノ浦ビーチで開催された事前体験会に参加しましたが、その時ヨットに乗せてもらった三浦さんは風もなく海の上でただ揺れてる感じだったので楽しさが解らず今回も期待薄でした(笑)
 最初はヨットの基本操作など習うために講師の方とヨットに乗って説明を受けてたんですが、この日は天候もよく風もあったため田ノ浦の時とは違い帆の操作1つで流れるように走るヨットにテンションもあがり講師の方から「1人で大丈夫」と早々にお墨付きをもらい自由に海の上を走ることが出来ました。
 自分の住んでる町にヨットハーバーがあることは知っていても、そこに行くことやまさかヨットに乗る経験が出来るなんて少しも思っていなかったので今回は貴重な体験でした。障がいのある方の参加が今後、もっと身近になるにはどの競技も同じだと思うんですが関わるスタッフや知識のあるスタッフの確保が大事ということも感じました。指導員さんの活動の場として陸はもちろん海も視野に入れてみては??と・・・記事を書いてる私は運転手付きのボートに乗りマリンスポーツを満悦してました(笑)

 上級指導員 久保 しのぶ