今年もマラソン大会事務局より 11月19日(土)選手受付と20日(日)大会当日の協力依頼があり支援を行って来ました。
19日(土)は県庁での選手受付対応と、陸上競技場でのクラス分け選手対応を11名で行いました。
この日の支援は昨年以上にたくさんの方より申し込みがあり 支援を調整するのが大変でしたが、初支援の方を中心として極力多くの方に体験して頂けるように割り振りを行いました。
20日(日)、大会当日の週間天気予報では雨マークが続いていましたが、天候は曇り空で風も弱く寒くもなくという支援者にとってはありがたい一日となりました。
大会当日は55名の支援者で、11ヶ所のグループに分かれて各リーダーの指示のもと支援を行いました。
初めて支援を行う指導員の方でも各リーダーの適切な指示や同僚からのサポートもあり不安なく支援が出来たのではないかと思っています。
今回の支援内容は、例年行っている 「競技場内のトラック横断管理」、「40m道路より競技場に入って来る選手の対応」の他、コース上にて選手の安全管理も行いました。
特に 「スタート地点」 「選手絞込み地点」 「曲がり角・折り返し地点」 では、選手同士の接触・転倒などの可能性がある重大なポイントですが、大きなトラブルもなく無事に支援を終わる事が出来たようです。
大会終了後、多くの指導員の方より大会の感想や問題点・改善点・要望等を頂きましたので、次年度の大会に生かせるように改善できる点は改善して行きたいと思います。
支援者の皆様よりの感想です。
初級指導員 山本修司 ⑧班
私は、ハーフマラソン折り返し地点でのコース誘導員にて参加させて頂きました。
車いす選手の走りを間近で観ることができて、とても感動し、参加されている選手の懸命な姿が心に残りました。
マラソンが趣味の私は、おおいたシティハーフマラソンで一部走ったことがあるコースで、フラットなコースに思えていましたが、車いすの選手にとっては、橋毎にアップダウンを繰り返して大変だなと感じました。
初級指導員 宮園りな ③班
私は今回が初めての支援で、農業会館前で6車線より3車線への選手絞込みを担当しました。
リーダーさんの的確な指示のおかげで何事もなく終わることができ、支援に参加し携われたことがとても嬉しく思いました。
次回もぜひ参加させていただきたいです。
初級指導員 寺司奈々子 ②班
スタート地点での支援担当でした。車いすマラソン支援では、学生時代とは違った視点での支援ができ、とても嬉しく思っています。
特に、車いすマラソンの基礎知識や、クラス分けの理由など、大会を実施するにあたり必要な知識も教えて頂きました。この経験は、次回また別の班での支援活動の際に役立つと感じました。
ぜひまた時間のある際は参加させていただきます。
初級指導員 戸匹映二 ⑪班
今回も参加させていただきありがとうございました。
第2コーナー付近での選手他のトラック横断担当をさせて頂きました。
大会は、無事故・大成功で終わることができて、大変良かったと思います。
また次回もよろしくお願いします。
中級指導員 小野尚 ⑨班リーダー
家島橋手前のマラソン折返し点を6名のグループで担当し、事故もなく無事に終了して良かったです。マラソン選手は昔に比べて参加者が少なかったので、次の選手が来るまで少し待ち遠しかったです。
担当業務を終えて競技場に戻った時にはレースは終了していたので、競技場に入って雰囲気を見たかったというメンバーもいて少し残念でした。
上級指導員 田中由香 ①班リーダー
担当のスタート地点は、スムーズに流れて特に問題は感じられませんでした。
その後の競技場入口付近での対応では、知らずにコース内に侵入する方がいての対応が多くありました。
今後はこの点を検討して行かなければならないと感じられました。
初級指導員 桐島明彦 ⑧班
ハーフの折り返し地点を担当しました。トップ選手のスピードに圧倒されるとともに参加選手の全力の走りに感動しました。
折り返し地点で選手がコースを間違える事がありました。改善点として、標識等はあるものの選手目線での認識しやすい位置と表示の工夫が必要だと思いました。
今回の支援の経験から今後も様々な形でこの大会に関わっていきたいと思います。
上級指導員 服部直充 ⑨班
マラソンの折り返し地点を担当しましたが、特に問題点や危険なことなどはありませんでした。
マラソンの選手数自体が少ない事と、大きな集団で走って来る事もなかったためかと思われました。
初級指導員 姫野奈緒子 ③班
農業会館前での選手絞込み対応を行いました。
今回は大きな問題もなくスムーズに行きました。同じ担当部署にいた企業ボランティアや陸協の方々も皆さん協力的に対応して頂きうまく支援が出来ました。
また、リーダーよりボランティア等の方々に選手が転倒した時などに指導員や審判以外が選手に触れると失格になる等の説明もしていただきより良く支援が出来る状態になったかと思いました。
中級指導員 安達一恵 ③班リーダー
19日は前日選手受付を陸上競技場内で行い初参加の選手やクラス分けが必要な選手の対応を行い大会当日は、農業会館前の選手絞込み担当を行いました。
コースのコーン設置については、企業ボランティアの方々がチームワークよく動いてくれスムースに出来ました。
初級指導員 宮垣紗織 ⑧班
今回は、ハーフ折返し地点を担当しました。ここでは、ハーフの選手とマラソンの選手の分岐地点で数名の選手がコースを間違えることがありました。
次回は、振り分けの担当審判を設置するなどで、しっかりとした運営ができるように改善することが必要と感じました。
初級指導員 小野誠嗣 ①班
競技場内に入るにはIDカードが必要で限られた方しか入ることができなかったのですが、支援業務の状況により競技場内にも入らなければならない事が発生しても対応ができなかったので、次回はこの点を改善して頂きたいと思いました。
初級指導員 高橋なつみ ⑦班
大会前日は、陸上競技場にて選手受付対応を行いました。
競技場の駐車スペースが車いす利用者には狭く車の乗降や荷物の出し入れに支障があると感じました。次回は、駐車スペースを広くとるようにして頂きたいと思います。
大会当日は、王子の折返し地点を担当しました。担当場所では、陸連の方が選手の管理を行って頂けたので、私達は観客がコース内に入らない等役割分担が出来うまく支援が回りました。
初級指導員 廣瀬希波 ①班
今回が初めての支援で、スタート地点を担当させていただきました。
この場所でレースを支援するのは指導員に限られるので、間近で見る選手たちの迫力は凄く感動的でした。
私は、障害者スポーツに関する知識が薄いので今後は必要な支援が出来るように勉強したいと感じました。
初級指導員 下郡望結 ⑤班
私は、乗越交差点でのカーブ地点の担当を支援しました。
支援場所は競技場から少し離れていたので、移動手段や時間の調整を検討していただければと思いました。
初級指導員 豊田蓮 ⑥班
私は西中浜の交差点でのコーナー担当をいたしました。車いすランナーのスピード感を間近で感じることができて良かったです。
交通規制がかかる時間帯や規制解除後の信号機の作動状況等が詳しく分かればより円滑な支援が出来たかと思いました。
上級指導員 一丸久子 ⑪班リーダー
競技場内トラック横断担当を行いました。この場所は、選手がトラック内を走っている時には人の横断を止め 選手がいない事を確認できた時のみ安全に人を横断していただくという重要なポジションです。
昨年までは、選手がトラック走行中の合図にフラッグを使用していましたが、今回よりプラボードを作成しより分かりやくなる様に改善を行いましたが、ボードは軽量になり利用しやすくはなりましたが、サイズが小さく色も周りに同化し見にくいと言う事で来年は改善が必要に思われました。
中級指導員 宮本初恵 ⑤班リーダー
乗越交差点でのコーナーを担当しました。
支援地点での県担当の統括者より的確な指示は出されませんでしたが、以前支援した事のある別の場所での経験を基に支援を行いました。
全選手通過後、競技場に戻っての支援を行うのですが、競技場までの距離が遠く予想されたよりも戻るのに時間がかかりすぎました。
次回はこの辺りを改善して頂きたいと思いました。特に大きなトラブルもなく終了できたのは良かったと思いました。
また、来年もより良い大会にするために多くの指導員の協力を必要としますので、沢山の方々の支援参加をお待ちしています。
今回支援して頂いた皆様ご苦労様でした。
大分県障害者スポーツ指導者協議会 事務局長 今吉 豊