毎年春に開催されています、「大分パラ陸上」第9回目となる大会、今年は200名を超える選手が全国+海外からも参加いただきました。
この大会は、プロ車いすアスリート廣道純選手が2006年に、大分で大会を開催したいという強い思いから、実行委員会を発足し今では、国内障がい者陸上競技の大会で「4大大会」のひとつまで成長しました。
今年から身体障がい者にくわえ、初めて知的障がい者の選手も参加可能な大会となりました。
毎年約100名の身体障がい者の国際大会でしたが、今年は身体障がい者約160名、知的障がい者約40名と、参加人数がほぼ倍となる活気ある大会となりました。
今大会参加選手の1/3は、初めて大分パラ陸上に参加する「新人」で、年齢も10代~20代前半が急激に増え、東京2020に向けて多くの選手が出てきたように感じました。
世界で戦う選手から、今年レースデビューした選手まで、さまざまな選手が参加したこの大会、世界基準の大会としては、まだまだ地方都市大会のイメージですが、これからも、主要都市の大会に負けないように、しっかりとした運営や広報を行い、アジアからも多くの選手が来れる大会へ成長されていきたいと思っています。
大会ホームページ http://oitaathletics.com
当協会の会員は、この大会に様々な立場から参加しています。
・大会運営
・クラス分け委員(日本パラ陸上競技連盟より派遣)
・審判員(大分陸上競技協会より)
・選手育成+コーチ
・当日の運営スタッフ などなど
陸上競技、練習はきついですが、その分運動機能向上や、自分のことは自分でするという気持ちが芽生えます。
皆さんの回りに「未来のアスリート」が居ましたら、ぜひ教えてください。
レポート 広報部・陸上部 小野