第40回記念大分国際車いすマラソン 記念行事

 今年で40回目となる大分国際車いすマラソンの記念行事が、10月27日から11月7日までの12日間 大分県立美術館アトリウムにて開催され「VRレーサー体験ブース」を一日3名、延べ36名の指導員により支援を行いました。

 障がい者スポーツは、一般的に実体験する機会が少ないという事もあり、今回デジタルテクノロジーを用いた 『CYBER WHEEL』 を使って、VRレーサーによる車いすマラソンを多くの方に体験して頂く機会を得ました。

 このVRレーサーとは、体験者が未来型にデザインされたレーサーにVRゴーグルを着用して乗り 体験者がハンドリムをこぐ速度に比例して、仮想の世界で選手感覚でのスピードなどを体験できると言うものです。

CYBER WHEEL 公式ホームページ
https://cyber.1-10.com/wheel_x.html#1

 指導員の方は、体験者の方々に操作方法を教えたり、障がい者スポーツについて等の話を行ったりして障がい者スポーツに対しての関心を高める機会を得る事が出来ました。

 体験者の方々からは、

「こんな速いスピードで走っているのか」
「思った以上に操作方法が難しかった」
「車いすマラソンの大変さがよく分かった」

などの感想を頂きました。

普段静かな美術館では、

「うわぁーぶつかる!」
「まじか!!」
「めっちゃ速い」

など体験者の声が響き渡っていました。

大分県障害者スポーツ指導者協議会 事務局長  今吉 豊