この大会は、老若男女・障害の有無に関わらず誰もが「普通に・自由に・楽しめる」ことを第一として開催したいという思いで始め、今年で25回目となります。そのため、今大会も障害者チームをはじめ、一般チーム・学生チーム・シニアチーム・女子チームなど、普段対戦する機会の無い組合せでのゲームが行われました。他の大会ではなかなか体験できないことであり、正にサッカー好きが集まっての「他に例の無い究極のユニバーサルスポーツ」と言えるのではないでしょうか!
さて、参加全25チームは、まずは1月14日・21日の両日に予選リーグを戦い、28日に各リーグの上位12チームによる決勝トーナメントが行われました。全チーム(老若男女・障害の有無に関わらず)基本は同じルールでの開催ですが、小学生・女子・障害者については1ゴールにつき3点、50歳以上が2点としております。その点は特徴の一つでもありますし、競り合いのゲームでの一発逆転なども見られ、今大会も3日間とても盛り上がりました。
大会結果は、常連チームの『狂犬(別府市)』が通算4回目の優勝を飾り、準優勝には『FC BAIAS(太陽ヤングチーム)』、第3位には『ネパール仲間(APU学生)』となりました。私達 『FC太陽フリーダムス』は、予選リーグにて1勝1敗と健闘しましたが、残念ながら決勝トーナメントに進むことは出来ませんでした。
最後に、四半世紀が過ぎようとしているこの大会ですが、今後も継続して開催することで、誰もが「普通に・自由に・楽しめる」社会を目指していければと思います。(参加者の中には生まれる前から開催されている大会である事に驚きを感じている方もいました)
それでは、また来年も開催しますので、多くの方の参加を期待しています!
今吉 豊 (FC太陽フリーダムス代表/上級障がい者スポーツ指導員)