2月10日(土)、別府市の太陽の家サンスポーツセンターにて標記の講義を行いました。
これは、「障がい者スポーツ指導員養成講習のカリキュラムの一つ」として受講者へ向け行われたもので、大分リハビリテーション専門学校の理学療法科(PT)1年34名、作業療法科(OT)1年31名の方々が、「車いすバスケットボール」・「ローリングバレーボール」・「卓球バレー」の3種目(障害者スポーツ)を体験しました。
「車いすバスケットボール」では、競技を楽しむと共に普段乗る事のない競技用の車いすと通常の車いすとの操作性の違いを味わって頂きました。
「ローリングバレーボール」では、競技の特性はもちろんのこと、用具とルールを工夫する事により 出来にくかったスポーツが出来るようになるという考え方を学んで頂きました。
「卓球バレー」では、競技やレクリエ―ション・障害の有無・年齢・性別問わず誰でもが気軽に楽しめるユニバーサルスポーツを体験して頂きました。
受講された学生さん達は、未知だったであろう3種目の障害者スポーツを体験したことで、その様々な楽しみ方の可能性について実感して頂けた事と思われます。
そんな皆さんは、今回の実技講習で、障がい者スポーツ指導員養成講習のカリキュラムをすべて受講されましたので、新年度より 「初級障がい者スポーツ指導員」 としての資格を得られる事になり、新たに私共の仲間になります。 これにより、5月に開催予定の「大分県障がい者スポーツ大会」で指導員としてデビューし、秋に開催される「大分国際車いすマラソン大会」等での活躍が期待されます!
最後になりますが、受講された皆さんお疲れ様でした!今回の貴重な体験を元に、また一緒に様々な障害者スポーツを楽しんで頂けたらと思います。
今吉 豊(協議会事務局長/上級障がい者スポーツ指導員)